ページの先頭です

信用取引の流れ

信用取引の流れ

信用取引とは、お客さまが証券会社を通じて買付代金や株式を借り入れ、投資に活用するシステムです。また、信用取引は現物取引と異なり決済の期日があらかじめ設けられた取引で、必ずその日までに取引の決済を行う必要があります。
信用で株式を買い付けた場合は借り入れた買付代金を、売却した場合は売り付けた株式を、それぞれ期日までに証券会社に返さなければならない取引です。決済の期日は、制度信用取引では、『新規買い建ち』または『新規売り建ち』をした日より6ヵ月目の応当日(応当日がない場合はその月末とし、休日の場合は前営業日)です。

決済の方法は、次の2つの方法です。

《差金決済》
『新規買い建ち』をした場合は『転売』を、『新規売り建ち』をした場合は『買い戻し』を行うというように反対の取引を行ったうえ、売代金から買代金を差し引いた『差金』(益金または損金)を証券会社と清算することにより決済を行います。その際、『差金』から金利や手数料等売買に係わる費用も差し引かれます。

《現物決済》
『買建玉』、『売建玉』に対し反対の取引を行わず、現金または株式を証券会社へ差し入れることにより決済を行います。
『買建玉』には、お客さまが買付代金を支払い株式を引き取る『現引き(げんびき)』を、また『売建玉』に対しては、お客さまが保有する同一、同数量の株式を差し入れ、売却代金を受け取る『現渡し(げんわたし)』を行います。金利や手数料等の費用は、それそれの代金に含めます。

新規買い建ちの流れ

買い建ちは相場が上昇すると予想したとき、証券会社に担保(委託保証金)を差し入れて資金を借り、買い付けを行います。
株価が上昇したら株式を売り、決済します。得られた利益から金利、諸費用を証券会社に支払い、残った利益を得ます。
決済する際に反対売買を行うのではなく、買付代金を支払って株式を受け取ること(現引き)も可能です。

例えば、約定代金1,000万円(1,000円×10,000株)の場合、株価1,000円で新規買い建ちし、1,200円で決済すると、売返済では差額200万円((1200円-1000円)×10,000株)から諸費用を差し引いた金額を受け取ります。
現引きでは、1,000万円(1000円×10,000株)に諸費用を加えた金額を支払い、現物株を受け取ります。

  • (注)現引きの場合は1,000万円(1,000円×10,000株) を支払い、現物株を受け取ります。
  • (注)別途、委託手数料・金利等の諸費用がかかります。

新規売り建ちの流れ

株価の下落局面でも取引を開始できるのが、信用取引の特徴です。

売り建ちは相場が下落すると予想したとき、証券会社に担保(委託保証金)を差し入れて株を借り、その借りた株を売って現金化し、株価が下落した時点で株を買い戻します。
売買差額から諸費用を証券会社に支払って、残った利益を得ます。決済する際に反対売買を行うのではなく、保有している同銘柄同数量を渡して金銭を受け取ること(現渡し)も可能です。

例えば1,000万円(1,000円×10,000株)の株式を借りた場合、株価1,000円で新規売り建ちし、800円で決済すると、買返済では差額の200万円((1,000円-800円)×10,000株)から諸費用を差し引いた金額を受け取ります。
現渡しでは、借りた株式等と同一銘柄を10,000株渡し、1,000万円から諸費用を差し引いた金額を受け取ることになります。

  • (注)現渡しの場合は、借りた株式等と同一銘柄10,000株を渡し、1,000万円を受け取ります。
  • (注)別途、委託手数料・貸株料の諸費用がかかります。
  • (注)場合によっては、品貸料(逆日歩)がかかることもあります。
  • (注)株不足が発生した場合、証券会社や機関投資家から調達しますが、その借り賃を品貸料(逆日歩)と呼びます。品貸料(逆日歩)が発生した銘柄は、売り方は品貸料を支払わなければならず、買い方は品貸料を受け取ることができます。
ページの先頭へ