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ライフイベントごとの「お金の働いてもらい方」<第2のスタート>

Point1 リタイア後の収入と支出

セカンドライフでは多くの場合、収入は年金中心になり、現役時代に比べると少なくなります。一方で、支出は医療・介護費用や、セカンドライフを楽しむ娯楽・レジャー費が増えるなど、さまざまな費用がかかります。貯蓄を取り崩しながらの生活になることが多く、支出とのバランスを取ることが大切です。

老後の主な支出例

老後の主な支出例

資産を取り崩していくと、いつかお金は無くなってしまいます。セカンドライフに必要なお金について、計画的に使うことを心がけるとともに、お金の寿命を必要なだけ延ばすには年率何%で運用すればよいかといった試算を行いましょう。

お金の寿命を延ばす

Point2 医療費と介護費用

健康に日常生活を送れる期間のことを「健康寿命」といいます。平均寿命が長くなっていても「健康寿命」は案外短いものです。健康寿命から平均寿命までの10年程度の期間は介護など誰かの世話になりながら過ごす期間になる可能性が高く、医療・介護費用の負担が大きくなると考えられます。

厚生労働省 健康日本21(第二次)分析評価事業
  • 厚生労働省 健康日本21(第二次)分析評価事業

ポイント1 医療費

医療機関に支払われた医療費の総額(国民医療費)は、2013年度に40兆円を突破して、年々増加しており、医療費負担は今後も増えることが予想されます。

世帯主が60歳以上、2人以上の世帯、無職世帯の医療費

月額平均 60歳から20年間の総額
15,920円 約382万円
  • 総務省「家計調査 家計収支編」(令和4年)高齢者のいる世帯、世帯主の就業状態別より

ポイント2 介護費用

介護保険を受給している人は、80代前半で男女とも2割前後となり、高齢になるほどその割合は上がっていきます。介護期間が長ければ費用の負担も大きくなっていきます。

厚生労働省「平成30年度 介護給付費実態調査の概況」

  • 厚生労働省「令和3年度 介護給付費等実態統計の概況」より

介護費用と介護月数

一時的な費用の合計の平均値 月額費用の平均値 介護月数の平均値
74.4万円 8.3万円 61.1ヵ月
総額 約580万円
  • 生命保険文化センター「生命保険に関する全国実態調査」令和3年度より

Point3 相続準備

相続トラブルは、相続税の支払いや財産の多い少ないとは関係なく発生し、年々増加傾向にあります。「相続」を「争続」にしないために、遺言書を作成する等、事前の対策が必要です。

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